不妊治療を考える 着床障害
卵管で精子と結合した卵子(受精卵)は細胞分裂を繰り返しながら子宮に運ばれます。
そして子宮内膜の中に潜り込んで根をはります。
これを着床といいますが、子宮に何らかのトラブルがあると受精卵が着床できず、妊娠は
成立しません。着床障害の多くは、超音波検査や子宮鏡検査、ホルモン検査などで診断されます。
子宮内に障害があると、着床しずらいだけでなく、胎児の成長を妨げたり、流産の原因となったり
するので早めの治療が必要です。
着床障害の治療法としては、薬によるホルモン治療と手術の二種類があり、それぞれの原因や
症状に合わせて行われます。