不妊治療を考える 内科系疾患・ストレス
糖尿病や肝臓病、高血圧、高尿酸血症(痛風)、動脈硬化などの内科系疾患も、精子をつくる
機能に悪影響を与えることが知られています。
内科系の病気が見つかったら、その病気を治すことが最優先課題となります。
そのうえで、造精機能を手助けする薬を服用する、人工授精を試みるなどの不妊治療を行う
ことになります。
また、女性が心因性のストレスから排卵が止まってしまうことがあるように、男性もまた
ストレスから造精機能が低下してしまうことがあります。
その場合は、薬を服用して体調を整えるとともに、ストレスの原因を減らしたり、カウンセリングを
受けたりして、心のケアをしていくことが大切です。