不妊治療を考える 染色体検査
人の染色体は46本あり、1番から22番目までの常染色体が2本ずつと、女性は性染色体の
X染色体を2本、男性はX染色体を1本とY染色体を1本ずつで構成されています。
妊娠しても流産してしまう不育症の場合は、この染色体のどこかに異常が見つかることが
あります。
そのため、採血による染色体検査(検査時期は問わない)を行い、染色体の状態を確認する
こともできます。
また無排卵で原因不明の場合も、性染色体のX染色体が1本しかない「ターナー症候群」か
どうかを調べます。