妊活コラム② 東洋医学的な妊娠力と「気」「血」「腎」 | 東京都葛飾区の女性専門不妊鍼灸院・更年期障害 青龍堂

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妊活コラム

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<妊娠力「気」「血」「腎」について> 

妊娠・出産をこれから将来のことと思う女性の中には「まだ若いし生理も毎月

きているし妊娠はできる!」と考えている方も多いかもしれません。

妊娠力を考えた時に、実際の年齢は「妊娠できるかどうか?」のひとつの

目安にはなりますが、実年齢が若くても「からだ年齢」が進んでいると妊娠に

問題が起きてくるというお話を前回しました。

東洋医学でいう「気」「血」「腎」の3つが支えあって妊娠力をキープします。

長引くストレスやイライラは「心の年齢=気」を乱し、妊娠力を低下させます

仕事や家事に追われていたり「子どもはまだなの?」という周りからのプレッ

ャーは体をめぐるエネルギーの「気」の流れを停滞させます。

この「気」の流れが悪くなると、ホルモンバランスが乱れ、子宮や卵巣の機能が

低下してしまいます。

「気」が滞ることで更に「血」のめぐりも悪くなると、子宮内膜に適度の温かさや

柔らかさが不足し「妊娠しにくい」「着床しにくい」状態になってしまうのです。

ムーズな「血流年齢=血」のめぐりが子宮や卵巣を健やかに保ちます。

子宮や卵巣が正常に機能するためには、新鮮な酸素や栄養分を充分に含んだ

血液が必要です。

体の各部文に栄養と潤いを与えるものを「血」と呼びます。

「血」は体を温め、子宮や卵巣の大切なエネルギー源であり、体が冷えることで

自律神経の働きやホルモンバランスが乱れ、肩凝りや頭痛やめまい等の症状や

PMS(月経前症候群)・生理不順・排卵障害などが起こりやすくなります。

ストレス→「気」の乱れ→「血」の乱れといった悪循環に陥りますので、

ストレスが「妊娠力」の大敵であるといえますね。

生殖能力をつかさどる「腎」が「妊娠力」に大きな影響を与えます。

子宮力(着床しやすく妊娠をキープする力)と卵巣力(健康な卵子を作り排卵する力)はまさに「妊娠力」そのものです。

東洋医学ではこの子宮力と卵巣力とホルモンバランスをサポートする仕組みを

「腎」と定義しアンチエイジングの上で欠かせない働きととらえています。

「腎」は加齢以外に不規則な生活や強いストレスなどで働きが低下し、生理不順や無排卵などの症状があらわれてきます。